




こども地球撮影プロジェクトとは?
こどもたちに宇宙を身近に感じてもらおうと、自分たちの住む地域を人工衛星『EYE』を使って宇宙から撮影する教育イベント、『こども地球撮影プロジェクト』。
このイベントは、日本プラネタリウム協議会(JPA)のプラネタリウム100周年記念事業公認企画として承認され、2023年10月に佐賀県からスタート、2024年11月の日本科学未来館(東京)まで全国6カ所で開催されました。
イベントは2日にわって 行われます。
参加するこどもたちは、Day-1に人工衛星や宇宙の仕組みについて学習した上で、EYEコネクト(撮影シミュレーター)を使って撮影予約を行い、実際に宇宙から地球撮影を体験します。
Day-2は、撮影された画像がプラネタリウムなどで上映され、自分たちが操作した結果をリアルに感じることができる構成となっています。
このイベントは、日本プラネタリウム協議会(JPA)のプラネタリウム100周年記念事業公認企画として承認され、2023年10月に佐賀県からスタート、2024年11月の日本科学未来館(東京)まで全国6カ所で開催されました。
イベントは2日にわって 行われます。
参加するこどもたちは、Day-1に人工衛星や宇宙の仕組みについて学習した上で、EYEコネクト(撮影シミュレーター)を使って撮影予約を行い、実際に宇宙から地球撮影を体験します。
Day-2は、撮影された画像がプラネタリウムなどで上映され、自分たちが操作した結果をリアルに感じることができる構成となっています。
佐賀県立宇宙科学館(佐賀県)
開催日:2023年10月23日(月)、12月11日(月)




佐賀県、武雄市立橘小学校の3・4年生約40名が宇宙撮影プロジェクトに参加しました。
みんなで相談しながら『EYE』へのリクエストを作成し、特別な装置で“宇宙に向けてシャッターを切る”体験に挑戦しました。
そして、約1カ月後——。
『EYE』が撮影した写真が、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」のプラネタリウムに映し出されました。
そこに写っていたのは、こどもたちが暮らす九州の姿。
「ここが自分の町かな?」「友だちの家はどのあたり?」と、写真の中に日常を見つけた瞬間、驚きと感動の声が広がりました。
九州の周囲には、青く美しい海とふんわりと広がる白い雲。
そして左上には、どこまでも続くかのような深い宇宙の闇。
この一枚は、子どもたちにとって宇宙とつながった記憶となり、「遠く離れていても、ちゃんと見えている」という実感を残してくれたことでしょう。
みんなで相談しながら『EYE』へのリクエストを作成し、特別な装置で“宇宙に向けてシャッターを切る”体験に挑戦しました。
そして、約1カ月後——。
『EYE』が撮影した写真が、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」のプラネタリウムに映し出されました。
そこに写っていたのは、こどもたちが暮らす九州の姿。
「ここが自分の町かな?」「友だちの家はどのあたり?」と、写真の中に日常を見つけた瞬間、驚きと感動の声が広がりました。
九州の周囲には、青く美しい海とふんわりと広がる白い雲。
そして左上には、どこまでも続くかのような深い宇宙の闇。
この一枚は、子どもたちにとって宇宙とつながった記憶となり、「遠く離れていても、ちゃんと見えている」という実感を残してくれたことでしょう。
『こども地球撮影プロジェクト』in佐賀県のダイジェストムービーは、こちら !
はまぎんこども宇宙科学館(神奈川県)
開催日:2024年1月30日(火)、2月26日(月)




神奈川県、横浜市立第三小学校の3年生、約30名が宇宙撮影に挑戦しました。
みんなで力を合わせて『EYE』へ横浜の撮影リクエストを送り、巨大なシャッターボタンを押してから約1カ月。
その成果は、「はまぎん こども宇宙科学館」のプラネタリウムの大画面でお披露目されました。
ところが、映し出された写真にこどもたちは思わずザワザワ……。
「あれ? 思っていたのと違う…?」
写っていたのは、北海道東部。
気象衛星の雲の動きと照らし合わせてようやく判明しました。
雲、陸、海、そして大気。
でもそれだけじゃない。
写真の広い“黒い部分”に注目したあるこどもの一言——
「この黒いところって、宇宙じゃない?」
そう。
そこには、地球の外に広がる漆黒の宇宙が写っていたのです。
想像していた横浜の街ではなかったかもしれません。
けれど、この写真はこどもたちにとって、 宇宙の奥深さや、まだ見ぬ世界への入り口となりました。
きっと『EYE』は、地球だけじゃなく、「その先にある、無限の可能性」を見せたかったのかもしれません。
みんなで力を合わせて『EYE』へ横浜の撮影リクエストを送り、巨大なシャッターボタンを押してから約1カ月。
その成果は、「はまぎん こども宇宙科学館」のプラネタリウムの大画面でお披露目されました。
ところが、映し出された写真にこどもたちは思わずザワザワ……。
「あれ? 思っていたのと違う…?」
写っていたのは、北海道東部。
気象衛星の雲の動きと照らし合わせてようやく判明しました。
雲、陸、海、そして大気。
でもそれだけじゃない。
写真の広い“黒い部分”に注目したあるこどもの一言——
「この黒いところって、宇宙じゃない?」
そう。
そこには、地球の外に広がる漆黒の宇宙が写っていたのです。
想像していた横浜の街ではなかったかもしれません。
けれど、この写真はこどもたちにとって、 宇宙の奥深さや、まだ見ぬ世界への入り口となりました。
きっと『EYE』は、地球だけじゃなく、「その先にある、無限の可能性」を見せたかったのかもしれません。
『こども地球撮影プロジェクト』in神奈川県のダイジェストムービーは、こちら !
バンドー神戸青少年科学館(兵庫県)
開催日:2024年5月12日(日)、6月9日(日)




兵庫県神戸市内の小学校32校から、小学3年生、約30名が宇宙撮影にチャレンジしました。
クラスみんなで話し合いながら『EYE』に撮影リクエストを送り、特製の巨大シャッターボタンでEYEコネクトを操作。
そして約1カ月後、待ちに待った写真が、バンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムに映し出されました。
ところが……。
「これ、神戸じゃない!」
画面に現れたのは、なんと沖縄でした。
そこには、青い海、もくもくと浮かぶ雲、地球を包む10kmほどの薄い大気、そしてその先に広がる黒い宇宙。
思い描いていた風景ではなかったかもしれません。
でもそれは、「自分たちが撮った」からこそ特別な1枚。
だからこそ、こどもたちはただの風景ではなく、地球や宇宙の姿を「自分ゴト」として受け止めることができました。
これから空を見上げたとき、雲のかたちも、大気の色も、きっと違って見えるはず。
感じ方やものの見方が変わること——
それは、知識を得る以上に、大切な学びになるのです。
クラスみんなで話し合いながら『EYE』に撮影リクエストを送り、特製の巨大シャッターボタンでEYEコネクトを操作。
そして約1カ月後、待ちに待った写真が、バンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムに映し出されました。
ところが……。
「これ、神戸じゃない!」
画面に現れたのは、なんと沖縄でした。
そこには、青い海、もくもくと浮かぶ雲、地球を包む10kmほどの薄い大気、そしてその先に広がる黒い宇宙。
思い描いていた風景ではなかったかもしれません。
でもそれは、「自分たちが撮った」からこそ特別な1枚。
だからこそ、こどもたちはただの風景ではなく、地球や宇宙の姿を「自分ゴト」として受け止めることができました。
これから空を見上げたとき、雲のかたちも、大気の色も、きっと違って見えるはず。
感じ方やものの見方が変わること——
それは、知識を得る以上に、大切な学びになるのです。
『こども地球撮影プロジェクト』in兵庫県のダイジェストムービーは、こちら !
札幌市西少年科学館(北海道)
開催日:2024年6月23日(日)、7月15日(月・祝)




北海道札幌市の小学3年生、約30名が、宇宙に浮かぶ人工衛星『EYE』に撮影リクエストを送りました。
「自分たちの住む札幌を、宇宙から見てみたい!」
そんな思いをこめて押した巨大なシャッターボタン。
そして、写真が届くのをわくわくしながら待つこと約1カ月。
ついに、札幌市青少年科学館のプラネタリウムでその写真が映し出されました。
画面いっぱいに広がっていたのは、6月の北海道。
雪がとけ、緑がいっせいに芽吹くこの季節ならではの風景に、
「あっ!ここ、知ってる!」
「すごい!本当に宇宙から見えるんだ!」
と、こどもたちの目がいっせいに輝きました。
写真には、雲のすきまからのぞく大地、深い森、そして広がる空。
それらが宇宙の黒を背景に、美しく浮かび上がっていました。
地図ではない、自分たちの「今」を切り取った地球の姿。
それを見たこどもたちは、きっとこれから、空を見上げるたびに『EYE』のことを思い出してくれるでしょう。
「自分たちの住む札幌を、宇宙から見てみたい!」
そんな思いをこめて押した巨大なシャッターボタン。
そして、写真が届くのをわくわくしながら待つこと約1カ月。
ついに、札幌市青少年科学館のプラネタリウムでその写真が映し出されました。
画面いっぱいに広がっていたのは、6月の北海道。
雪がとけ、緑がいっせいに芽吹くこの季節ならではの風景に、
「あっ!ここ、知ってる!」
「すごい!本当に宇宙から見えるんだ!」
と、こどもたちの目がいっせいに輝きました。
写真には、雲のすきまからのぞく大地、深い森、そして広がる空。
それらが宇宙の黒を背景に、美しく浮かび上がっていました。
地図ではない、自分たちの「今」を切り取った地球の姿。
それを見たこどもたちは、きっとこれから、空を見上げるたびに『EYE』のことを思い出してくれるでしょう。
『こども地球撮影プロジェクト』in北海道のダイジェストムービーは、こちら !
石垣市立八島小学校・いしがき島星ノ海プラネタリウム(沖縄県)
開催日:2024年8月29日(木)、10月9日(水)




沖縄県では、Day-1を石垣市立八島小学校、Day-2を「いしがき島 星ノ海プラネタリウム」内で開催。
石垣市立八島小学校の3年生、約50名が参加し、2つのグループに分かれてそれぞれ1枚ずつ撮影しました。
1枚目(左下)には、石垣島が画面の中央にくっきりと写っていました。
写真の右側には、まるで鏡のように太陽の光を反射する海、右上には雲とその影が美しく広がります。
写真の中に、撮影したこどもたちを含む約5万人の石垣の人々が写っているかもしれない——そう思うと、なんとも不思議な気持ちになります。
2枚目(右下)には、石垣島がやや小さく写り、そのまわりを囲む沖縄諸島や先島諸島の広がりが映し出されていました。
写真の左側には漆黒の宇宙、そして地球の丸みを描く水平線には、水色の光をまとった大気の層がほんのりと浮かび上がっています。
「自分たちが暮らす小さな島が、こんなに大きな地球、そして宇宙につながっている」
そんな実感を、子どもたちがこの体験を通じて抱いてくれていたら。
それは、何よりも価値ある一枚 になるはずです。
石垣市立八島小学校の3年生、約50名が参加し、2つのグループに分かれてそれぞれ1枚ずつ撮影しました。
1枚目(左下)には、石垣島が画面の中央にくっきりと写っていました。
写真の右側には、まるで鏡のように太陽の光を反射する海、右上には雲とその影が美しく広がります。
写真の中に、撮影したこどもたちを含む約5万人の石垣の人々が写っているかもしれない——そう思うと、なんとも不思議な気持ちになります。
2枚目(右下)には、石垣島がやや小さく写り、そのまわりを囲む沖縄諸島や先島諸島の広がりが映し出されていました。
写真の左側には漆黒の宇宙、そして地球の丸みを描く水平線には、水色の光をまとった大気の層がほんのりと浮かび上がっています。
「自分たちが暮らす小さな島が、こんなに大きな地球、そして宇宙につながっている」
そんな実感を、子どもたちがこの体験を通じて抱いてくれていたら。
それは、何よりも価値ある一枚 になるはずです。
『こども地球撮影プロジェクト』in沖縄県のダイジェストムービーは、こちら !
日本科学未来館(東京都)
開催日:2024年10月20日(日)、11月23日(土)




「こども地球撮影プロジェクト」のラストは、東京都・日本科学未来館にて実施。
公募で集まった小学3年生、約30名が参加し、宇宙にいる『EYE』へ撮影リクエストを送りました。
後日、未来館のドームシアターにて、いよいよその写真がお披露目されました。
「おっ!雲がかぶってる!」
大画面に映し出された写真に、思わず声が上がるこどもたち。
そこには、撮影対象だった東京の姿は確かに写っていたものの、その上には厚い雲の層が広がっていました。
気象衛星ひまわりの画像で雲の形をチェック。
「いろんな形の雲があるね!」「これって、雨雲?」そんな対話を通じて、雲が持つ役割や、私たちの暮らしと密接につながる大切な存在であることを学びました。
宇宙から見た雲、美しい海、そしてその向こうに広がる黒い宇宙。
たとえ地上の風景が雲に隠れていたとしても、そこには新しい気づきと学びがありました。
見えなかったからこそ出会えた、大切な視点。
「こども地球撮影プロジェクト」最後の一枚は、そんな未来へのまなざしを子どもたちに残してくれました。
公募で集まった小学3年生、約30名が参加し、宇宙にいる『EYE』へ撮影リクエストを送りました。
後日、未来館のドームシアターにて、いよいよその写真がお披露目されました。
「おっ!雲がかぶってる!」
大画面に映し出された写真に、思わず声が上がるこどもたち。
そこには、撮影対象だった東京の姿は確かに写っていたものの、その上には厚い雲の層が広がっていました。
気象衛星ひまわりの画像で雲の形をチェック。
「いろんな形の雲があるね!」「これって、雨雲?」そんな対話を通じて、雲が持つ役割や、私たちの暮らしと密接につながる大切な存在であることを学びました。
宇宙から見た雲、美しい海、そしてその向こうに広がる黒い宇宙。
たとえ地上の風景が雲に隠れていたとしても、そこには新しい気づきと学びがありました。
見えなかったからこそ出会えた、大切な視点。
「こども地球撮影プロジェクト」最後の一枚は、そんな未来へのまなざしを子どもたちに残してくれました。
『こども地球撮影プロジェクト』in東京都のダイジェストムービーは、こちら !